偽善愛で夢を見て。




いつからだろう。


紅たちのオバサンに呼ばれても食事に行かなくなったのは。


鳴るチャイムを無視するようになったのは。


自分を、嫌いになったのは。










人を、嫌いになって

人を、愛するようになった。






感情は支配される。


何気ない、日常が欠ける。

それはつまり、私の死を表していた。






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