かけがえのない君のために
「もう、蓮都くんまた見てる。ドレスは着ないからね」




あれから私たちは結婚前提という形で同棲を始めた。


まだまだ先の話なのに彼は結婚情報誌を買って何度も私の姿を想像してはこれが可愛い。あれがいいなんて1人で楽しんでいる。


まあ、そんな可愛い彼も大好きだからいいんだけどね。


あの子のことはどうなったのか知らないけどお母さんが引っ越したって言ってた。



お母さんとお父さんはやっぱりあの子を許せないけどそのために動いてくれた蓮都くんに本当に感謝してるし早く結婚してほしいまで言ってくれてる。
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