天才少女~5つの顔をもつ者~

「予想よりデカいんだね」




と言い放った
もう一言




「何cm?」




場はそういう空気ではなかった




『(この社長は絶対kYだ)』




男は勝手に決め付けた




『170cmです』




「高いね
衛輝がかなり小さいから
って言ってたんでね。」





『左様でございますか』






一体どれだけ低いと言っていたのか
定かではない


衛輝とはきっと理事長のことだろう




『主に俺は何をすればよろしいですか?』




男は話をずらした
そうしなきゃ面倒なことになると
思ったんだろう




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