天才少女~5つの顔をもつ者~
「悪い。うまい紅茶やるから
その殺気しまえ」
『あぁ』
私は仕方なく殺気をしまった
声のトーンもいつも通りになった
「何の用で来た?」
理事長は紅茶を注ぎながら
私に問いかけた
『あ~相談あって』
「相談ねぇ~
どうせくだらない事で悩んでるんだろう」
『下らなくねぇよ』
「で、何だ?」
紅茶を私の前に出し
向かいのソファーに腰を下ろした理事長
私の大嫌いな珈琲を片手に・・・