天才少女~5つの顔をもつ者~

『アラタに椎葉緋月の正体を明かす』



「明かすのか?」



『あぁ。アラタに隠し事はできない』





理事長は顔色を曇らせたが
納得したのかいつも通りの顔色になった





「そうか。まぁ新ちゃんなら大丈夫だろう」



『うん。今日はそれを相談に来た』



「それ相談じゃなくて決定事項だよな」






理事長はニヤリと口角を上げながら言った
イラってくるのは勿論のこと


普通にスルーだよね






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