大人の恋愛~背徳の行方~
「螢君、申し訳ない。
 私達が、真紀を我儘に育ててしまったんだ・・・・
 凛の事は、松平で引き取る。
 君には、もう迷惑を掛けないから、済まなかった。」

「お父様!!!」

真紀が、叫ぶのも無視し、忠義は、螢に詫びた。

「それでは、松平さん、つきましては、こちらの書類にサインを
 頂いて、それから、お子様の養育費に関しての書類は、
 こちらになります。
 どうぞ、ご確認ください。」

南条が、離婚届と凛の養育費に関しての書類を、渡すと、その場で

「真紀、これに、サインしなさい。」

真紀は、忠義から叱られたことで、呆然としていたが、忠義に言われ
仕方なしに、離婚届にサインをした。

それを南条が貰い受け、役所に提出してくれることになっている。

真紀は、29歳にして、初めて父親に叱られ、螢からも怒鳴られ
今まで、自分は、男性からは大切にされて当たり前にしていたので
今回の件で、プライドがズタズタだった・・・・

「松平さん、凛の事は、よろしくお願いします。」

義也がそう忠義に言うと、螢も

「もし、凛が大きくなって、会いたいと言ったら、いつでも
 言ってください。
 それから、真紀さん、君も幸せになってください。
 お世話になりました」

三人は、全ての話し合いを終え、帰宅した。
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