大人の恋愛~背徳の行方~
そして、螢が、両親に話し終え、部屋に戻ろうとしたら

「螢・・・・あなた、真紀さんの事、本当に好きなの?」

幸子が、螢に尋ねた。

「あぁー、ちょっと強引だけど、好きだよ・・・・」

「そう・・・・なら良いけど・・・・・」

幸子は、何か言いたそうだったが、それ以上は何も言わなかった。

そして、螢は、両親と真紀の都合を合わせて、5月の末には、
両親に真紀を紹介した。

義也も幸子も、真紀を受け入れてくれ、真紀も螢の両親に紹介され
やっと不安が解消されていった。

その後は、とんとん拍子に話が進み、6月には、両家の両親を合わせ
その時に、秋には結納をし、来春には、結婚式を挙げることが決まった。

それに向けて、真紀は、年内で、会社を退職することにし、退職してからは
忙しい螢に代わって、結婚式の準備をしたり、新居を決めたりすることに
なった。

******************

「しかし、螢が、一番最初に結婚か・・・・真紀は、喜んでいるだろう!?」

「なんだか知らないけどな・・・・」

「ところで、お前、噂聞いたか?」

「何のだ?」

「会社が、どうもどこかと合併の話が出ているみたいなんだよ・・・・」

「えっ・・・・合併・・・・・」

螢は、自分の結婚話でも、動揺してるのに、会社の合併は、もっと
動揺した。
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