大人の恋愛~背徳の行方~
翌日、大学へ出向き、帰国の手続きやら、教授への挨拶で、
結局お昼すぎまで、大学から出られなかった。

山田教授に挨拶に行くと、

「君たちの就職先の会社なんだが、日本のジャパン証券と合併する事に
 なったんだよ。
 でも、業務的には変わらないし、会社事態が大きくなると考えてくれれば
 いいから・・。
 君たちは、本店勤務になるそうだから、二人とも、住み所を、そのように
 考えると良いよ!!」

「はい。教授、何から何まで、ありがとうございました。」

「本当に、エドワード教授にも、山田教授にも、感謝してもしきれません。」

「そう言ってもらえると、嬉しいよ。君たちを、交換留学生にして、
 向こうの教授達からも、『素晴らしい子達を送ってくれた』って、
 感謝されたよ・・・・。」

「そんな・・・私達は、自分たちのやるべきことをしてきただけですから」

梨桜も環も、本当に、この1年半は、必死に勉強した。

大学の代表で、留学しているのに、自分たちのせいで、大学の評価を
落す訳にはいかない・・・・。

その頑張りが、向こうの教授たちの評価に繋がっただけの事であった。

山田教授からの言葉で、二人の努力は、認められたように感じ、

その後、二人は、4月からの入社に備えての、アパート探しを始めた。
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