学園アイドルRTD

昼休み

「日向!」

「美玲」

「今日は2人で食べよ。

龍たちには話したから」

「うん…」

私は、

1つの考えを秘めて、

日向に声をかけた。


「あのね、私やっぱり先生が好き」

「うん。

じゃあ、受けるんだね」

「…うん。

でも、先生がそこらへんの人目とかをどう思ってるのか、

聞きたい」

「そうだね。

だから私、考えたんだ」

「?」

「先生の家に行こう」

「え!?」

「私は龍に会えるし、

日向は先生と向き合って話せる」

「うん…」

「嫌かな?」

「ううん。

美玲たちがいるなら、私も安心だし」

「じゃ、決まり!

部活終わったら、3人で行こ」

「うん。

龍太郎さんは大丈夫?」

「平気平気」

「そっか…。

じゃあ、よろしくお願いします」


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