天然鈍感美少女と甘々裏表王子
沙羅がベッドから降りて何かを探しに自分の部屋へと戻って行った。
ちなみに昨日は…
おっと、ここまでだな。
「お待たせ、龍」
沙羅が差し出して来たのは…
「ピアス…?」
「う、うん…クリスマスプレゼント…なんだけど…」
…………………嬉しい。
「ちょー嬉しい!ありがとな、沙羅!」
俺が笑うと、沙羅が顔を赤くした。
「何顔赤くしてんの。ほら早く、こっち来て」
「こ、こっちって……ベッド?」
「そうだけど。あ、もしかしていやらしい想像でもしたか?」
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