天然鈍感美少女と甘々裏表王子
「柊美男美女大会っていうのは、その名の通り美男美女を柊高校で競うための行事のことだ!」
ふーん。で、それに俺が出るの?
「あぁ!龍はかっこいいからな!」
めんどくせー。なんで俺が出るんだよ。
「まぁまぁ。もう決まったことなんだし。文句言わない!」
俺らが話していると、「龍君!」と言ってきた。俺は振り向くと、沙羅は顔を真っ赤に染めて下を向いている。
ちっ 。沙羅がそんな可愛い顔するから男たちがみんな沙羅のほう向いちまっただろ?
俺は沙羅に近寄って、意地悪をしてやった。
がらがら
突然ドアがあいた。
俺たちの担任かと思われる男が入ってきた。
その男は20代後半の俺より背の低い人だった。
「よーし。寮について話すぞー」
あー。そういえば、この高校寮だったな。
うわっ!やべ。荷物なんも持ってきてねーし。
まぁ、同じ部屋のやつに借りればいいか。
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