君の声で・・・




席の前までくると、私を見上げてきた水谷君。




「・・・はい。」



それだけ言って不愛想にテストを返した。




そんな私の言葉にすらにこっと笑いかけてくれる。




そして、笑顔で渡される私のテスト。



【82点】





「ップ・・・」



「なっ・・・。」



完全に今、馬鹿にされた笑い方だったよね。



確かにね、あなたよりも14点ほど低いですけども。



そんな、私にとって80点越えは結構な点数なんでけども。




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