初恋はユーレイ君と!?
静かな空間。
通り過ぎる風の音。
不良軍団の睨み。
結局1人では行動できないから、みんなを連れて攻撃する。
1人の願いを断りきれなかった表だけの友達たちは、
その子が願うがまま、
その子が命令するがままに
行動する。
それに服従することでしか、
友情を築き上げられなかった、
可哀想な、人たち。
「…………バカのくせに調子乗ってんじゃねーぞ!」
………バカはどっちよ。
南 カンナの好きだった人が、あたしに告白してきただけで………
いや、カンナにしては重大な問題だったんだろうけど、
…………そんなちっぽけなことで、
あたしを1人にしたじゃない。
不良たちに逆らうと終わりだと考えて、
あたしの周りからは
一瞬で友達という存在が消えた。