初恋はユーレイ君と!?
拓也くんが、遠くを見つめてそう呟いた。
「……………俺がしたことが、結香ちゃんをイジメに追いやってしまった…………。」
「………………そんなんじゃないよ。
あたしが無愛想だから。
みんながあたしを避けるのも…………
しょうがないことなんだよ。」
「……………中途半端に告白して、
中途半端に友達でやり過ごしてきただけだよ、俺は。
今日は、そんな自分を変えたいと思って、
結香ちゃんを呼び出したんだ。」
拓也くんの瞳は、真っ直ぐ見つめられない程、
素直で強かった。
思わず、そらす。
「……………結香ちゃん、」
低い声は、風と共にあたしへと運ばれてくる━━━。
「…………俺と、
付き合ってほしい。」