本気で大好きでした。
いざ、教室に行ってみれば。
見たことない顔だらけ………
ま、当たり前だけど。
少しは、知ってる人いるかなあって思ったのに。
「理緒?席行こ」
教室の入口で止まってるあたしに、美桜が言う。
「あ、うん」
“山野”の美桜と“横田”のあたしは、中学のときから連続で出席番号順は前後。
美桜が39番で、あたしが40番。
ってことで…席も、前後になる。
黒板には、出席順で座るってかいてあるから。
40人クラスの40番だから、1番後ろか。
ラッキー。寝れるかな。
「ね!!理緒っ! 帰りにさ、カラオケ行こー?」
「うん。今日、新曲入ってるらしいよ?」
「えっ!? ホントー?」
きっと、美桜の好きなグループの新曲もね。
家の近くにある、カラオケがいつの間にか二人の、暇つぶしになっていく。
中1のときに作った、真っ白なカードもだんだん、ボロボロになってきた。
見たことない顔だらけ………
ま、当たり前だけど。
少しは、知ってる人いるかなあって思ったのに。
「理緒?席行こ」
教室の入口で止まってるあたしに、美桜が言う。
「あ、うん」
“山野”の美桜と“横田”のあたしは、中学のときから連続で出席番号順は前後。
美桜が39番で、あたしが40番。
ってことで…席も、前後になる。
黒板には、出席順で座るってかいてあるから。
40人クラスの40番だから、1番後ろか。
ラッキー。寝れるかな。
「ね!!理緒っ! 帰りにさ、カラオケ行こー?」
「うん。今日、新曲入ってるらしいよ?」
「えっ!? ホントー?」
きっと、美桜の好きなグループの新曲もね。
家の近くにある、カラオケがいつの間にか二人の、暇つぶしになっていく。
中1のときに作った、真っ白なカードもだんだん、ボロボロになってきた。