本気で大好きでした。
「横瀬家とうちゃ〜く」
そんな彼方のお兄ちゃんの声で、みんな一斉に車を降りる。
彼方のお兄ちゃんとラブラブの那緒に、悪いとは思いつつも話しかける。
「ねえ那緒… あたし、下着とか部屋着とかどうしよう」
「あぁ…忘れてたっ。あたしのはサイズどうだった?」
「ぴったり」
「じゃあ、千聖の部屋にあたしの何着かあるからそれで我慢してもらえる?明日の朝、お互い帰ろっか」
「うん、わかった」
「明日あたしお父さんと葬儀屋さん行くけど、理緒も行く?」
「行くよ。何時?」
「学校帰りでいいよ」
「わかった」
お父さん、葬儀屋
そんな言葉に一瞬驚いてしまう自分がいた。
だめだなぁ、早く慣れないと。