本気で大好きでした。
「理緒ーっ、彼方くーんっ、いつまで寝てるのー?」
微かにお母さんのような那緒の声が聞こえる
あぁ、もう朝なんだ…。
あたしあの後すぐに眠っちゃったんだっけ… って体重たっ。
あたしはベッドの恥の壁側で身動きが取れない。
それはもちろん、コイツのせい。
「理緒っ 彼方くんってばぁっ!」
さっきより声が近い。そして勢いよくドアが開いた。
「なーんだっ、起きてんじゃんっ」
そう言って笑う那緒
「彼方のことも起こしてよーっ」あたしがお願いしているにも関わらず、ニヤつきながら部屋を出ていった那緒。
裏切り者っ!!
「彼方っ。かーなーたっ。ねえってばぁ!」
「んんっ」っと、あたしをうるさいと言わんばかりの咳払い。
もうっ!
いい加減起きてもらわなきゃ、あたしまで準備できないのに。
あーもう 朝からイライラするっ。