本気で大好きでした。


「どうしたの?大丈夫?目、少し腫れてるみたいだし…」

「一時間目、サボろ…?」


そう言って、空き教室を見つけて美桜と2人で入ろうとしたら…


「おれもいてやるよ」

「そうですか…」


そう言って割り込んできた彼方。

美桜の目はハート。

でもこれは彼方なりの優しさだ。

またあたしが泣くと思って…



その空き教室で、美桜には

お母さんが死んだこと、那緒の存在、すべて話した。

彼方はまた泣きそうになったあたしに、やさしく頭を撫でてくれた。

そしてあたしの向かえに座っている美桜は、号泣している。

その美桜の背中をあたしがさする。
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