本気で大好きでした。
“キーンコーンカーンコーン”
「あっやべっ、走るぞ!理緒!」
あたしの手を取り、走り出した彼方。
走るの早いしっ!
手… ぎゅってしすぎだし…
「間に合ったか?!」
「間に合ってねーよ… おまえらなぁ、昨日の今日で…」
うわっ… もう担任いるじゃん
早すぎない?
「とりあえず座れ」
「「はーい」」
「お前たち本当仲いいなぁ…」
みんなの視線があたしと彼方に向いている。
その中で一番ニヤニヤしている2人………
美桜と陽太くん。
あっ、今日美桜にメールするの忘れてたっ
美桜怒ってるんじゃ…
の割にニヤニヤしてるなぁ
急いで席について、美桜の肩をトントンする
すぐに振り返った美桜。
「なぁ~にぃ~?あたしのこと置いて彼方くんとラブラブ登校してきた理緒ちゃんっ」
「ごめんって!美桜ちゃ~んっ」
「別にいいよっ、お兄ちゃん休みだったから送ってもらったしぃ!」
「本当にごめんって… あと、明日から少し休む」