本気で大好きでした。

「彼方…」

「そうゆう顔でおれを見んなって」

「…正直言ってこれからやってけないよ。頭の中整理できてないし」


急に取り乱したあたしのことを、そっと抱きしめて話を聞いてくれた彼方。

やっぱり、あたしはこの人に甘えてしまう…


「不安でしょうがないの…あたし…、急にお姉ちゃん出来たし、お母さん死んじゃうし、お父さんだって……」

「…うん」



彼方は静かに頷きながら聞いてくれた。


「あたしどうしたらいいのかなぁ?」


彼方はそっとあたしの頭を撫でた


「おれが守ってやる」


その言葉を聞くと同時にあたしの目からは涙が溢れて、彼方の背中に手を回して大泣きした。

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