最強女総長×俺様総長
凛「迅?」
なんでここに迅が?
迅「…よかった無事で…」
え?
凛「心配して来てくれたの?」
そんなことないと思うけどあたしは聞いてみた
迅「(コクリ)」
凛「は、そうか…今嵐龍の姫だったもんな…」
あたしは自嘲気味に言う
そうだよ…
所詮あたしは嵐龍の姫だ…
霧野凛を心配する奴なんてこの世にいない…
迅「凛は姫の前に俺の友達…心配するの当たり前」
迅はそう言ってあたしの頭を撫でる
友達…
はっ…
あたしを心配するやつなんてもうこの世にいないんだ…
でも、嘘でもいいや…
その嘘に少しでも浸かっておきたいあたしはやっぱりまだ平常じゃない…
凛「ありがと、迅…」
あたしは迅に聞こえるかわからない声で言った