君色チューリップ

「前、私がこの病室に来たときもチューリップに水やってたよね」

「うんっ毎日水やりしてるんだ。」

「そうなんだ」

チューリップ、幸せだね。

優希に毎日水やりしてもらって。

私も幸せだよ。

水じゃなくて愛を優希は私にくれる。

チューリップさんと私、似てるね。

なんて心の中でチューリップに話しかける。

『そうだね』

っと答えるように風に揺られてチューリップがゆらゆらと揺れた。

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