君色チューリップ
そしてそのまま放課後にたどり着いた。
彼氏がいない私はいつも結愛と帰る。
あんなに可愛い結愛が彼氏いないなんてほんとに信じられないぐらいだ。
「愛美ー今日はどこに行く?」
「んーっ近くのゲーセンでプリとろー」
「おっけ!新作のプリ機でたんだよー」
「いいねええ!」
私たちはプリクラを撮りにいくことになった。
って言っても基本毎日そこらへんをちらほらしてるけどね。
昨日もマックに行ってくだらない話しして、笑いあった。
多分、その程度の友達がいいんだと思う。
なんでも相談し合えて、たまには喧嘩して、一緒に泣いて、そうゆう友達関係を私たちはきずきあげた。
「よし、じゃあ行こう!」
そう言って結愛は私の手を引っ張った。
ぽんっと靴を床に投げなれたように靴を履く。
スッスッスッと音を立てながら私たちは歩く。