君色チューリップ

んーなんだろう。

死んじゃうのかな。

辛いよ・・苦しいよ・・。

その瞬間私はふらっと倒れた。

「愛美!愛美!!誰か救急車を!!!」

必死に呼ぶ結愛の声がする。

結愛ー。

心の中で私は必死に叫ぶ。

しだいに意識ももうろうとし始めた。

―――スッ

そこからの意識は全くない。

何も覚えてない。

気がつけば私は病室にいた。

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