Green meat roll[短編]
どきどきして授業はいんないー!



そしたらノート半分しか写せないし、

おまけに消されちゃうし…

田処くんの隣は嬉しいけど心臓に悪い。

私はぐわーっとうなだれる。



「月巳大丈夫?」

「うん、大丈夫だよ」

田処くんが私のノートを見る。

「ノート俺の写す?」

「い、いいの…?」

「汚いけどどうぞ♪」

そういう優しさにキュンとする。

「放課後にでも返してくれれば

いいから」

「あ、ありがとう!」

「ん」

にっこり優しく笑ってくれる。

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私はどうなる?

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