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 「幸福は訪れるものではく、掴むものです」
 胡桃は断言した。
 休憩室に無造作に置かれた灰皿に先輩は煙草を荒く押し付け消した。そこには、怒り、が滲み出ていた。
「仕事に精を出す、というのはとても良い事。それは仕方のないことだからね。楽して生きようとしても、必ず苦労という、ツケ、を後日払わされることになる。人生ってだからうまくできてる。だけど、女は三十までね」
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