ノスタルジア
「僕と彼女の間には確かに絶対的な何かの"繋がり"があった。もしかしたら僕はそれをずっと"恋"だと勘違いしていたのかもしれない」
「それは、違ったの?」
「言っただろう。キミと出逢って、恋を知ったと」
「……!」
そういえば、なんとなくうやむやになってしまっていたのだが。
彼にそういう感じのことを言われたのを今さら思い出して、顔が少し熱くなる。
チラリと彼を見ると、なんだか少しだけいじわるそうに笑ってみせた。