ノスタルジア
「やっと言えるようになったから。今までは、いつかキミを殺さなきゃいけないと思って、自分を律してきた。だから……キキの気持ちが知りたい」
綺麗な顔で、じっと見つめられる。
今までずっと彼と過ごしてきて、アヤノと重ねられていたけれども。
キスすることもあったし、くっつくことだってたくさんあった。
なのに、なぜかその一言を言うのがものすごく恥ずかしくて。
視線は逸らせない、なんだか身体のどこもかしこもが熱い。
できることならここから逃げたい……と。
だけど。