不機嫌honey
こんなにカワイイ彼女を押し倒して寝た!?



「お~も~い~!!」

「シュリぃ~…」

「うっせぇデブ!!マジでムカつくぅ~!!」



思い切り押しのけたら、壁にゴンッと頭を打った澪王。



「いっ…」

「天誅だ、バーカ!!」



布団なんかかけてやんない。



そのまま放置して、リビングに行くと、ユウリがご飯を作ってた。



「今スゴい音したけど…」

「澪王があまりにもムカついたからね」

「襲われかけたとか?」

「襲われないの!!アイツ、実は女なんじゃないの?」

「あははっ!!いいじゃん、誠実で」



何が誠実だ!!



あたしに魅力がないんだぁ~…。



貧乳がなんだよ。



お子ちゃま体型で悪いか!!



「お前、邪魔」

「ブッ…」



ソファーにいるリキが邪魔なので引きずりおろした。



ムクッと起きあがったリキは打ったオデコを押さえてる。



「俺…なんかした…?」

「八つ当たりだけど文句ある?」

「言い切ったなっ!!顔がカワイイからって…性格ブス!!」



リキはガキ。



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