不機嫌honey
それを聞いてたら、澪王はいつの間にか眠っていて。



静かにヘッドホンをテーブルに置き、澪王の眠るソファー。



ヒゲ生えてる…。



ユウリも毛が薄いからな…。



澪王は『男』って感じ。



手もゴツゴツしてて、大きめのリングとか、太めのブレスレットが似合う。



いいなぁ~。



好きすぎて澪王になりたいなぁ~。



そっと手に触れると、無意識なのかギュッと握られて。



なんだか超幸せ感じて。



澪王が眠るソファーに頭を乗せて一緒に寝た。



目が覚めた時、澪王はまだ眠っていて、手も握られたまま。



疲れてる澪王のために、ご飯を作る決意をした。



ハンバーグが好きなレオ。



よし、ハンバーグにしよう。



一人で買い物に行き、材料を買ってきて。



作り方はユウリの見てたからわかる。



滅多にやらない料理をして、お風呂もピカピカにして。



澪王を起こそう。



「ご飯できたよ」

「あぁ…」



あたし、奥さんみたぁい!!



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