コミュ障害・大学不登校・社会不適合者
頑張って、

学校のそばまで歩いた。

でも、その日は結局引き返してしまった。

照りつける太陽がすごく嫌な感じがした。

太陽の光はわたしのようなひきこもりには、体内時計をセットするとか、そういう柔らかなものではなく。

迫り来る火あぶりのような暑さだった。

わたしは泣いた。

涙が目のところに溜まるだけだったけど泣いた。

惨めで仕方なかった。

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