フクシュウノトキ


まぁ、とにかく理事長室に
行かないといけないよなー。


それから私は理事長室を頑張って頑張って頑張って頑張って頑張って…

やっと見つけれたーー!!!!!



イヤ、私が方向音痴だから見つけれないとかじゃないよ?


ここの高校不良校のくせにメッチャでかいんだけど!


もう、歩き過ぎて足が痛いし!



とにかく早く挨拶とかすまそうっと。



ーコンコンー


「失礼します。
今日から転校してきた坂本 飛鳥です。」


「おう。
よく来たな、空!
イヤ、今は飛鳥か…」


えっ⁈

なんで私の本名を知ってるの?


そんな疑問を持ったので、私下げていた頭を上げると…


「あれ?俺のことわすれちゃった?」



私の大切な仲間の1人



杉本 雪斗がいた。



私は雪斗に会えたのが嬉しかったから
満面の笑みで

「忘れてる訳ないじゃん。バカ。」


「ハハハ!
やっぱり空は昔のままだな?」


そういって、私の頭に手をのせて
撫でていた。

「雪斗も変わってないね?」

「そうか?大人になったと思うんだけどな?笑」

「そういうのじゃなくて。
昔から会ったら私の頭撫でてくれたでしょう?」


「そうだっけ?笑」



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