冷酷社長の極上の愛
玄関のカギは開けたまま、

光司が来るのを待った。

・・・

でも、なかなか光司は現れない。

・・・

そのうち、

私はウトウトとし始め、

光司が来る前に、

ソファーで眠り始めてしまった。

・・・

それから間もなく。

玄関を開ける音がした。

夢見心地の私は、

「光司、さん…すみません。

なんだか眠たくて・・・」

そう言うと、

光司は何を言うでもなく、

私の横に座り、

私を優しく抱きしめた。

・・・

「・・・おやすみ」

優しい声が耳元で聞こえた。

少しだけ、

ほんの少しだけ、

眠らせてください・・・

間もなく私は夢の中に落ちて行った・・・
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