流星群
だから私は倉庫に行った
皆の前に立ち言ったんだ
星「俺は星夜じゃない。.......私は星羅なの!今の私は星夜みたいに強くないし皆の思ってる総長じゃない。だけど私は皆を守りたいし星羅として龍星に居たい。それがダメなら私はここを去る。」
下っ端には卑怯な言葉になっただろうけど
覚悟もあったし信用もあった
きっと正直な答えをくれるだろうと
すると1人の下っ端君が言った
下「総長居なくなるんですか?やっと戻って来てくれたのに?別に俺は星羅さんでもいいんです!堂々と星羅として居てください!通り名や他の奴の言葉なんか気にしないで俺たちの総長で居てください!」
彼が言い終わると次々に言い出した
下「そんなコトで悩まないでください!星羅さんは星羅さんでしょ!星夜も強いけど星夜は星羅でしょ!星夜にならなくたっていいんですよ。どんな星羅さんも俺たちの総長ですから。」
下「今まで悩んでたんですか?なんで相談してくれないんですか?1人で悩まないでください!頼りない奴ですけど総長の為ならなんだってしますよ!」
蓮「だってよ?総長さんよ。それでも辞めるの?」
久々見た蓮の冷たい目
初めてあった時に私はこいつを変えてやるって思ったんだ
だから最近は穏やかだった
でもそうだよね
私が放ったらかしなんてしたから
きっと、ううん
確実に怒ってるよね
星「私はここが好き。だけどここに星羅は必要じゃない必要なのは星夜の方。」
蓮「だったらなんでこいつらはこんなに必死なんだよ?星羅でもいいって言ってんだよ?誰が星羅は要らないって言ったよ?俺を受け入れたのは星夜じゃなくて星羅だろ?」
紘「そんなに信用無い?俺たち。」
翠「大丈夫だから。信じて?別に星夜だとしても星羅だとしても俺たちは変わらないからさ。」
星「........皆、ごめんね。ホントごめんね.......」
紘「ごめんねじゃなくてさ?」
星「........皆ありがとう。私ここに居ていいの?」
紘「当たり前だろ?」
蓮「何度も聞くな。」
翠「皆仲間じゃん?」