青い鳥
燐side


昨日亜里沙ちゃんに告られた

亜里沙ちゃんは俺に彼女がいることを知っていた・・・



『加藤先輩、あの・・・好きです』



彼女の顔はりんごのようにあかかった



『ごめん。俺彼女いるから』



『やっぱり、知ってたんですけど伝えておこうと思って』


『ごめんな、せっかく勇気出していってくれたのに』




きっぱり断った


だけどこれを渚に言うべきか・・・


傷つけたりしないか
不安にさせたりしないか


そう考えるととても言えなかった


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