小さな初恋
まだ中2の俺には、
高校生の恋の仕方なんて分からないけど…
「へぇ-…」
まだ兄貴とキスをしていない葵に、
何故か安心した。
「で、
なんか俺に話あるんだろ?」
さっきから、
葵はどこかよそよそしかった。
何か俺に話したいことがあったから、
本当は会いに来たんじゃないのかよ…?
「言えよ?気になるだろ?」
靴の中に雨が入ってきて、
歩く度に靴の中が不快な感じがする。
「…あのね…?
健斗はさ、あたしのことを…嫌いなのかな?」
必死な笑顔とは反対に、
今にも泣きそうな震えた声。
「なんでそう思うの…?」
高校生の恋の仕方なんて分からないけど…
「へぇ-…」
まだ兄貴とキスをしていない葵に、
何故か安心した。
「で、
なんか俺に話あるんだろ?」
さっきから、
葵はどこかよそよそしかった。
何か俺に話したいことがあったから、
本当は会いに来たんじゃないのかよ…?
「言えよ?気になるだろ?」
靴の中に雨が入ってきて、
歩く度に靴の中が不快な感じがする。
「…あのね…?
健斗はさ、あたしのことを…嫌いなのかな?」
必死な笑顔とは反対に、
今にも泣きそうな震えた声。
「なんでそう思うの…?」