Many☆Love












───シャーーーッ
 






勢い良くカーテンが開けられ、眩しい陽の光が部屋に降り注ぐ。



むぅ…………。



ねむい。



「こらっ!紫音ちゃん!!起きなさーい」



伊緒お母さんに、叩き起こされてます。



「伊緒………。」



私は、どうしても伊緒に聞きたいことがある。



「何よ?」



「お腹すいた。朝ごはん何時から?」



しーーんと静まり返った部屋。



あれ?


私、まずいこと聞いたかな?


「朝起きて、すぐ聞くことかーーーっ!!」



お怒りモードの伊緒さん。



「お腹すいたんだもん。私、お腹すき過ぎて暴れそう」



むすっとした顔で言うと、


「7時30分からだよ」


あと30分だーー!



髪の毛をとかして、顔を洗った。


「レッツゴー☆」


ノリノリの私。


だって食べることが大好きなんだもんね♪


< 75 / 183 >

この作品をシェア

pagetop