Many☆Love
───シャーーーッ
勢い良くカーテンが開けられ、眩しい陽の光が部屋に降り注ぐ。
むぅ…………。
ねむい。
「こらっ!紫音ちゃん!!起きなさーい」
伊緒お母さんに、叩き起こされてます。
「伊緒………。」
私は、どうしても伊緒に聞きたいことがある。
「何よ?」
「お腹すいた。朝ごはん何時から?」
しーーんと静まり返った部屋。
あれ?
私、まずいこと聞いたかな?
「朝起きて、すぐ聞くことかーーーっ!!」
お怒りモードの伊緒さん。
「お腹すいたんだもん。私、お腹すき過ぎて暴れそう」
むすっとした顔で言うと、
「7時30分からだよ」
あと30分だーー!
髪の毛をとかして、顔を洗った。
「レッツゴー☆」
ノリノリの私。
だって食べることが大好きなんだもんね♪