《改稿中》V系霊媒師「咲邪」†SAKUYA†《改稿中》
テディベアになった自らの手を見つめ、ガラスがマジックミラーで出来た入り口のドアに写る自分の姿を見る。マキの姉はそれらを交互に見比べながら言った。
「お姉ちゃん……」
マキは久し振りに聞いた姉の声に感極まって、言葉を詰まらせている。
「ははぁぁん。さては気付いて無いんだなぁぁ?」
「可哀想に。一瞬の出来事だったから、何が起きたのかも解らなかったんだわ?」
「マキのねぇちゃん。お前、名前なんて言うんだ?」
斬汰が質問すると彼女は、まだ事情が掴めていない様子で、所在なさげに言った。
「亜貴子です、アキって呼ばれています。私はどうなってしまったの? あなた方は?」
「俺はぁぁ、覇龍」
「斬汰だ」
「私は霊媒師の咲邪よ?」
マキの姉である『アキ』が乗り移ったテディベアは、目を丸くして驚いている。
「な、なんで霊媒師の方がマキと抱き合っていたんですか!?」
「妹が男にたぶらかされそうになっていたから、それで私に攻撃したのね?」
さっき咲邪を襲った衝撃は、アキが下した物だったのだ。
「バレないように隠れてやったのに、解っちゃったんですかぁ」
小麦色の毛を生やしたテディベアは、可愛く体を捩りながら赤い舌をちょっぴり出した。
「熊だけど可愛いんだ。なんでだ?」
「斬汰は黙ってなさい! アキさん。私は霊媒師よ? 霊のことなら大抵は解るわ」
咲邪は本題に入った。浮遊霊を成仏させる為には先ず、自分が死んだことに気付かせなければならない。
「私は霊じゃ有りません。死んでもいないのに霊になるわけ無いじゃないですか! フフフ、アハハ」
「お姉ちゃん……」
マキは久し振りに聞いた姉の声に感極まって、言葉を詰まらせている。
「ははぁぁん。さては気付いて無いんだなぁぁ?」
「可哀想に。一瞬の出来事だったから、何が起きたのかも解らなかったんだわ?」
「マキのねぇちゃん。お前、名前なんて言うんだ?」
斬汰が質問すると彼女は、まだ事情が掴めていない様子で、所在なさげに言った。
「亜貴子です、アキって呼ばれています。私はどうなってしまったの? あなた方は?」
「俺はぁぁ、覇龍」
「斬汰だ」
「私は霊媒師の咲邪よ?」
マキの姉である『アキ』が乗り移ったテディベアは、目を丸くして驚いている。
「な、なんで霊媒師の方がマキと抱き合っていたんですか!?」
「妹が男にたぶらかされそうになっていたから、それで私に攻撃したのね?」
さっき咲邪を襲った衝撃は、アキが下した物だったのだ。
「バレないように隠れてやったのに、解っちゃったんですかぁ」
小麦色の毛を生やしたテディベアは、可愛く体を捩りながら赤い舌をちょっぴり出した。
「熊だけど可愛いんだ。なんでだ?」
「斬汰は黙ってなさい! アキさん。私は霊媒師よ? 霊のことなら大抵は解るわ」
咲邪は本題に入った。浮遊霊を成仏させる為には先ず、自分が死んだことに気付かせなければならない。
「私は霊じゃ有りません。死んでもいないのに霊になるわけ無いじゃないですか! フフフ、アハハ」