彼女志願!2nd

えっと……え??
ノベライズ――って。



「ええええ!!!!!」



ガターンと立ち上がると同時に、手元の紙コップが倒れる。

ほんの少ししか残っていなかったけれど、テーブルがコーヒーで汚れてしまった。



「あっ、すみませんっ!」



慌ててバッグの中からウェットティッシュを取り出し、ふき取る。

それを見て、マルさんは嫌な顔を一つせず、

「鴻上先生、新しいの買ってきますね」

と立ち上がった。



「あ、いえ、お構いなく!」

「いえいえ、大丈夫ですよ」


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