彼女志願!2nd
「それとね、ちゃんと顔を見てから話したいこともあったし」
「――話したいこと?」
話したのは今日で二回目だ。
不思議に思って首をかしげると、相瀬先生とマルさんが顔を見合わせた。
「あの」
「仕事を頼みたいんだ」
「仕事……?」
それから相瀬先生は、ニコニコと笑いながらマルさんと私の顔を見比べる。
「実はですね『お狐陰陽師!』のノベライズを鴻上先生にお願いしたいんですよ」
「へっ!?」
マルさんの言葉に一瞬思考回路が停止した。