甘く焦らして追いつめて
言いながら、今度は噛まれて
「痛ッッ!!」
「あ、ごめん。つい気持ち入っちゃって」
わざと痛くしたんだ。その証拠に噛んだ所を舐めながら、少し笑っているのが分かる。
更に次は耳をパクリと口の中に収められ、再び穴の中に舌が入り込んでくる。感度が随分あがっているせいか、先ほどより、動きに敏感になってしまう。
「……あっ……もッ……やあぁ!」
熱い吐息を吹き入れられ極度の興奮状態に達したせいで、次に目を閉じた時には涙が流れ落ちていた。
それに気づいているのかいないのか、先生は容赦することなく、わざとピチャピチャ音を立てて
「良さそうだね……。可愛い。そういう可愛い顔が一番好きだな」
そう言われると、いつもの私はどうなの!?と逆に反抗心が芽生えてしまい、手を伸ばして上の方のシーツを掴み身体を捩った。
「同……じ耳ばっか……やッだァ……アッ!!」
逃れることを許してはもらえず肩を押さえつけられ、
「まだ僕の気持ち、何も言ってないのにもう逃げちゃうの?」
ズルい……。
そう言われると、どんな甘い言葉をささやいてくれるのか聞きたくて、すんなり力を抜いてまた先生の思い通りになってしまう。
「ねえ……これって何かに似てない?」
わけが分からず、少し顔を動かして先生を見ようとする。
だけど、すぐに頭を固定される。耳は、穴に舌が当たったり当たらなかったり、を繰り返し、一瞬何を意図しているのか分からなくなる。
「この動きって、何かに似てない? 紗瑛が気持ちよくなる、何かに似てない?」
カッと心臓が熱くなり、身体中から一気に汗が噴き出した。
「ねえ、何の動きか言える?」
到底言えないことを承知の上で、聞いてきている。
私は、あまりの羞恥に歯を食いしばり、俯いてぎゅっとシーツを握った。
「まだ、言えないか……」
ようやく、耳が涼しくなる。涙のせいで、顔に触れているシーツが冷たい。
「じゃ、言わせてあげようか」
肩口を掴んで、いつぶりかに身体が正面を向く。
先生は私を見降ろし、両手首を掴んで固定した。その瞳はいつもより暗く澄み、私をまっすぐ射抜き、抵抗することなど許されはしない。
「さっきの動きが一体どんな動きなのか、その身体にちゃんと、教えて。
その可愛いお口で、言わせてあげようか」
「痛ッッ!!」
「あ、ごめん。つい気持ち入っちゃって」
わざと痛くしたんだ。その証拠に噛んだ所を舐めながら、少し笑っているのが分かる。
更に次は耳をパクリと口の中に収められ、再び穴の中に舌が入り込んでくる。感度が随分あがっているせいか、先ほどより、動きに敏感になってしまう。
「……あっ……もッ……やあぁ!」
熱い吐息を吹き入れられ極度の興奮状態に達したせいで、次に目を閉じた時には涙が流れ落ちていた。
それに気づいているのかいないのか、先生は容赦することなく、わざとピチャピチャ音を立てて
「良さそうだね……。可愛い。そういう可愛い顔が一番好きだな」
そう言われると、いつもの私はどうなの!?と逆に反抗心が芽生えてしまい、手を伸ばして上の方のシーツを掴み身体を捩った。
「同……じ耳ばっか……やッだァ……アッ!!」
逃れることを許してはもらえず肩を押さえつけられ、
「まだ僕の気持ち、何も言ってないのにもう逃げちゃうの?」
ズルい……。
そう言われると、どんな甘い言葉をささやいてくれるのか聞きたくて、すんなり力を抜いてまた先生の思い通りになってしまう。
「ねえ……これって何かに似てない?」
わけが分からず、少し顔を動かして先生を見ようとする。
だけど、すぐに頭を固定される。耳は、穴に舌が当たったり当たらなかったり、を繰り返し、一瞬何を意図しているのか分からなくなる。
「この動きって、何かに似てない? 紗瑛が気持ちよくなる、何かに似てない?」
カッと心臓が熱くなり、身体中から一気に汗が噴き出した。
「ねえ、何の動きか言える?」
到底言えないことを承知の上で、聞いてきている。
私は、あまりの羞恥に歯を食いしばり、俯いてぎゅっとシーツを握った。
「まだ、言えないか……」
ようやく、耳が涼しくなる。涙のせいで、顔に触れているシーツが冷たい。
「じゃ、言わせてあげようか」
肩口を掴んで、いつぶりかに身体が正面を向く。
先生は私を見降ろし、両手首を掴んで固定した。その瞳はいつもより暗く澄み、私をまっすぐ射抜き、抵抗することなど許されはしない。
「さっきの動きが一体どんな動きなのか、その身体にちゃんと、教えて。
その可愛いお口で、言わせてあげようか」