陽だまりに猫




『…悠』


どくり、嫌な音をたてる心臓。


「な…に?」


まだ、目は見れない。


『悠、こっち見て』

「っ…」


ゆっくり、ゆっくり。
莉央の声に従うように目線を合わせた。


『うん、いい子』

頭を撫でる手に少しだけ息を吐く。


「子ども扱い…しないで」

『ごめんごめん、怒らないで?』


くすくすと笑う莉央には謝る気は
全くないようだ。



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