陽だまりに猫
悪戯っ子のように笑った莉央は、はい、と
さっきキッチンから持ってきたらしい箱を
私に渡してきた。
「…なにこれ」
『(警戒されてる…?)開けてみて』
「嫌」
『いいから』
長方形の黒い箱。
それにはリボンで綺麗にラッピングまで
されていた。
が、しかし私には関係ない。
なんの躊躇いもなくリボンをほどき
黒い箱を開ける、と。
「あ…」
『好きでしょ?それ』
「チョコ…だ」
そう、入っていたのは綺麗に並べられた
様々な形のチョコレート。
しかも私が好きなお店の。