陽だまりに猫



—————…


熾烈な戦いの末、やっとのことで
腕の力を弱めてくれた莉央。


「なんで、朝からこんなにも疲れないと
いけないの…」

『つい、思わず』

「つい?思わず?」

『悠が心配で』

「…、(絶対に嘘だ)」


呆れた視線を送るも、あ。なんて一言、
いや、一文字でスルーされてしまう。


『ね、悠』

「…」

『これでしょ?悠が持ってこようと
してたモノって』

「…、なんでわかったの…」

『悠のことは、なんでもわかるよ』


莉央が手にしていたものはカメラだった。





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