Kiss Kiss Kiss
「会いたかった……。」

「あはは 熱烈歓迎ありがとう。
おみやげ買ってきたんだけど
ちょっと遅くなっちゃったけれど
今 食べよう。」

「おみやげ?」

「美味しいお店の焼き鳥
太るとか言わないで まだあったかいから…。」


そう言うと朝陽さんは
私を抱き上げて 屋上のドアを開けた。

「お酒臭い……」

「ごめんごめん……。」


朝陽さんがライトをつけると


「え~~~」

屋上にはいつの間にか
ネットのテントが置いてあって
その中に ベンチがおいてあった。


「司がちっこい頃さ
キャンプしたんだ ここで~~~
忙しくてどこもいけなくて……
どうぞ お姫さま……。」


私を下すとベンチに座らせた。


アイスボックスから 私にはお茶と
自分はビールを出した。


「ここの焼き鳥は美味しいんだよ。」


そう言うと私に五本入りのパックをくれた。


「あったかい~~~」

「おみやげ用に焼いてもらって
急いで代行してもらってきたよ。」

私は焼き鳥に 食いついた。


「ん~~~~おいひぃ~~~」
思わず叫んでいた。

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