Kiss Kiss Kiss
「司が変わったのは 夕日ちゃんだったんだね。
ありがとう 父親として礼を言うよ。」

「そんな
ただどやしつけただけです。」


「司に対して負い目があって なかなか
強く出られなかった……
ありがとう……。」


「これからは 司さんも
朝陽さんを必要としますよ……。
ガンバっておとうさん!!」


朝陽さんの前にコーヒーを置いた。


その手を朝陽さんが優しく握って
自分の方に引いたら

私は簡単に胸の中へ・・・・・・

「愛してるよ。」

「私もです……。」


見つめ合って キスをした。


「結婚してください。」


嬉しくてまた 涙が溢れる。


「喜んで……。」


優しいキス……


朝陽さんと一緒に これから生きていく……
彼の全部を受け止めることが
私にできるのかはわからないけれど


でもきっと二人の未来は
幸せしか想像できない……。


「私が朝陽さんを世界一幸せにしてあげる。」

「ありがとう。」


朝陽さんを 抱きしめた。


母の分も一緒に 力いっぱい・・・・・
朝陽さんの胸に抱かれながら・・・・・・。
< 168 / 169 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop