金曜日の彼女【完】
それから、沖本君は出版社に

有紗は法律事務所に事務員として就職した。


有紗はまだ司法試験には受かっていない。


相当厳しい世界なんだと、改めて知った。


そして私は、とりあえず病院の事務員として働きながら、心理カウンセラーの資格を取ることを目標にしている。



みんな、それぞれの道。


夢に向かって一歩踏み出していく。


そして、今日から家族として歩むことを決めた2人。



そんな2人からの素敵なプレゼント。



「琴葉―――…」

「――――え!?」



有紗がそっと囁いた言葉。

< 315 / 359 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop