初恋
顧問からの伝言を一気に言って
はぁはぁいっている裕大。
周りを見渡すと確かに部室は汚いし、
部室前に置いてある靴箱も砂埃で白くなっている。
顧問が汚いというのは無理もないだろう。
ボールもたまに転がってるのみて、俺何度か拾ったしな。
きっと、ボールが転がっているのを
何度か見た先生たちが顧問に言ったんだろう。
んで、部長の裕大が怒られたっていう・・・
部長ってこういう時に限って
怒鳴られるから嫌なんだよなぁ汗
まぁ関係ないことではないんだけどさ・・・。
「でも、部室の掃除とかマネージャーの役目だろ?
つーか、ボールは1年が片づけるんだろ?
お前ら何やってないんだよ」
「すんません!
夏休みは相沢がやってくれてたんで、
すっかり安心して忘れてました!!」
「―沙奈ちゃんが?」
考えてみれば、夏休みの沙奈ちゃんはボール磨きや、
部室の掃除や何やら走り回っていた。
夏休みの間、自分たちでやっていた雑用も全てやってくれて、
俺たちは練習に力を入れることが出来たんだ。
「・・・なぁ、救急箱の中身どうなってんの?」
俺は気になった。