初恋
「相、沢・・・??」
執事の服を着ていた北見君があたしをジッと見てくる。
「やっぱり・・・似合ってない、よね?」
そう聞くと、
なぜか北見君は顔を赤くしてそっぽを向く。
な!?
そ、そんなに似合ってなかったんだ・・・
「・・・う、」
「え?」
「似合ってるとは、思、う」
「だよね?大介もそう言ってんだし、
沙奈、もう大丈夫でしょ?」
「う、ん?」
「はい、これでオーダー取ってね!
もうここまで来たらちゃんとやる!」
「・・・あい」
あたしは亜衣からオーダー用の小さなノートをもらって
とうとう接客することになった。