君の為に出来る事
話し合いはやはり、部屋を出ていくと言う事だったようだ。
すむ場所はその隣に座る『お兄ちゃん』の家らしい。
部屋を借りるとき、家具や家電は全て新しく新調した。
その割り振りをどうも話し合いたかったらしい。
「俺は、寝具と服だけあれば大丈夫だから、後は好きに持ってって…」
そう彼女に伝えると、少し困ったようにも見えたが、「…そっか」と言っていたので納得したのだろう。
もう俺は、この場合から消えたい。
ふたりで勝手に話し合って決めて構わないから、
惨めな俺をこれ以上曝したくなかった。